私たちが毎日食べるお米や、
さまざまな農産物に、殺虫剤として広く使われているのが、ネオニコチノイド系農薬です。
諸外国と比べてなぜか日本での規制が緩和されていますが、
近年での研究からは、ミツバチや鳥類など生態系への影響のみならず、
ヒトの尿からも検出されるなど、人間への影響が警告され、
その使用を見直す動きが加速しています。 この勉強会では、
ネオニコチノイド系農薬の研究の最新情報を学びその実態を理解するとともに、
ネオニコチノイド系農薬に頼らない方法として、
有機栽培による稲作技術の栽培方法と、兵庫県北部での導入方法について学びます。
■内容
第1回
「ネオニコチノイド系農薬ってなんだろう?-農薬の安全性とは?」
日時:2021年10月29日(金)13:15〜16:00
講師:星信彦(神戸大学大学院農学研究科教授)
第2回 「コウノトリ育む農法によるお米づくり 〜栽培技術と導入」 日時:2021年11月30日(火)13:15〜16:00 講師:西村いつき(兵庫県農政環境部 環境農業参事)
■場所 山崎文化会館 研修室 (兵庫県宍粟市山崎町鹿沢88-1) 山崎ICより車で5分 ■参加費 各回1,000円 ・2回ご参加の方に特典冊子をプレゼント ・オンライン参加(見逃し配信あり)も可能です。 ■お申込み
◎会場参加の方 https://bit.ly/3m4ssAK ◎オンライン参加の方: 第1回 https://peatix.com/event/3020694/view 第2回 https://peatix.com/event/3022242/view ■定員 各回30名(会場) ■お問い合わせ 大地と手の恵みプロジェクト メール:daichitotenomegumi@yahoo.co.jp TEL: 090-7361-0511(井上) www.daichitotenomegumi.com ■対象 ・有機農業に興味がある方 ・稲作に関心のある方 ・お米の産地づくりに携わる方 ・農業による地域づくりに興味のある方 ■講師プロフィール 星信彦(神戸大学大学院農学研究科教授/応用動物学講座動物分子形態学分野) 専門は動物分子形態学、分子細胞遺伝学、環境分子遺伝学、性分化の破綻機構の解明ならびに環境化学物質による中枢神経系(脳)および生殖障害機序の分子機構の解明などを研究。環境ホルモン学会理事、日本先天異常学会評議員、日本解剖学会評議員、日本獣医学会評議員、日本獣医解剖学会理事、関西出生前診療研究会世話人、関西実験動物研究会評議員。 西村いつき(兵庫県農政環境部 環境農業参事) 「コウノトリ育む農法」の確立をはじめ、地域資源を活用・保全しながら農業振興を目指す取り組みで多数の実績をあげる。兵庫県環境創造型農業推進計画を主導し、県下10ヶ所にて有機農業教室の講師を務める。兵庫県立大学大学院地域資源マネジメント研究科客員准教授。日本有機農業学会研究活動委員。NPO法人兵庫県農業村社会研究所理事。著書に「地域と環境が蘇る水田再生」(2006年) 主催:大地と手の恵みプロジェクト 後援:宍粟市(申請中)、宍粟市教育委員会(申請中)、宍粟市消費者協会(申請中)、ナチュラルスクールランチアクション、ぷくぷく宍粟
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