前回の、
宍粟有機農業講座 第二弾! ~実践編~
の投稿からずいぶんと日が経ってしまいました。
3月の第1回目は参加された方が30数名でしたが、今回は約15名でした。
人数が少ない分、皆さん和気あいあいとした雰囲気で、先生への質問もしやすく
先生の実演と一緒にみなさんも作業できたのが分かりやすくてとても良かったと思います。
8月20日の猛暑!酷暑!!の中、みんなで汗をダラダラ流しながら実践編を終えた後は
涼しい部屋へ移動し、午後から保田先生の講義を受けました。

宍粟有機農業講座の第二回目の講義のテーマは、
☆土づくりの理論と方法ー土づくりが有機農業の基本
・野菜は育てるもの、農業で人間が作るのは土(土壌)のみ
・いい土の条件(物理的条件、化学的条件、生物的条件)
・土つくりの方法
・これまでの土つくりの反省
・いい土こそが安全良質な食べ物の生産を可能とする
☆ネオニコチノイド系農薬って何? 有機リン日本こそ深刻!
・身近な殺虫剤が「毒性30倍」メタミドホスに変化
・生態系の崩壊を加速
・水田で使われるネオニコチノイドー消えるトンボ
・洗っても落ちないネオニコチノイド
についてお話をしていただきました。
宍粟市内でも、子どもたちの登校時間に
無人ヘリコプターやドローンを使って農薬や除草剤を散布している光景をよく見ますが、
「基準値内だから大丈夫!」
「農協で売ってるものだから安心して使える!」
「農薬を使わずに作物を育てるのは無理」
と皆さん言われます。
ですが、どんなものも正体を知らないというのは怖いです。
今回も参加された皆さんからは、参加して良かった!!の感想をいただきました。
超初心者向けの講座ということもあり、今後分からないことや聞きたいことが出てきたときに
すぐに対応できるように【おうち有機農業】というグループラインを作って情報交換をしています。
私は保田先生の有機農業教室に通って5年目になりますが、
最初のうちは分からないことばかりでした。
周りで同じ勉強をしている人がほとんどいなかったのですぐに聞くことができず、
野菜栽培も何度も失敗を繰り返しました。
質問できるのは月に一度の教室のときなので、1ヶ月分の質問をまとめていき、保田先生に質問をしていました。
あの頃の私が一番欲しかったのは有機農業の横のつながりでした。
今になってようやくその繋がりの場を作ることができました♪ やっとです♪
まだ始まったばかりの宍粟有機農業講座ですが、第3回目の日程が決まりました!!
今回は午前中の座学のみの講座になります。
テーマ:【保田ぼかしを使った冬野菜の育て方】
日時:10月23日(金) 10時~約2時間 場所:宍粟防災センター4階研修室(宍粟市山崎町鹿沢65番地3) 参加費:1,000円
お申し込みは下にある申し込みフォームからよろしくお願いいたします。
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